長期譲渡・短期譲渡、期間についての注意点

不動産を売却した時にかかる譲渡所得税について

その税金についてですが、不動産の所有期間によって税率が変わります。

5年を超えれば長期譲渡所得、5年未満であれば短期譲渡所得と言うのは知られていますが、注意する点があります。

それは、5年と言う期間は譲渡した日の属する1月1日において、5年を超えているかどうかと言う事です。

例えば、2000年2月に購入した不動産を2005年12月に売却した場合

所有期間は5年を超えているのですが、2005年の1月1日時点では5年を超えていませんので、短期譲渡所得になります。

譲渡所得の計算方法

譲渡所得 = 総収入金額 -(取得費 + 譲渡費用) - 特別控除額

※取得費が不明の場合は、総収入金額の5%を概算取得費とする事が出来ます。

税率

長期譲渡 20.315%(復興特別所得税0.315%含む)

短期譲渡 39.63%(復興特別所得税0.63%含む)

税率も大きく変わりますので、注意したポイントです。